企業におけるモバイルの導入には、様々な観点から策定したセキュリティの実現と、スマートデバイスが持つ豊富な機能の利用の両立が求められます。
紛失や盗難対策として、ロックやワイプ、位置情報の取得といった基本的な情報の取得、社内リソースへ接続するためのWi-FiやVPNの管理情報の配布、セキュリティポリシーの定義や適用状況の取得、グループ単位での管理や大量のスマートデバイスを効率的に管理するための機能が要求されます。同時に、変化が非常に激しいモバイル業界に対する迅速な対応や、業務を効率化するアプリケーションの配布や管理も求められます。さらに、将来的にはユーザー持ち込みのスマートデバイスへの対応（BYOD）も視野に入れ、モバイル環境を構築する必要があります。
MobileIron VSPは、オンプレミス型でもSaaS型でも導入可能なモバイルデバイス管理ソリューション（MDM）です。
● デバイス集中管理
複数のデバイスの様々なMobileIron VSPで取得できます。デバイスの情報を収集し、集中管理を行うので、モバイル端末の資産管理が可能です。
● ポリシー集中管理
モバイル端末の様々な状況に応じたセキュリティポリシーが設定可能です。許可されていないアプリケーションがインストールされた場合や、端末のジェイルブレイク、Root化を検知した際には、ユーザー・管理者に通知したり、社にリソースへのアクセスを禁止したりすることができます。さらに、これらの処理を自動化できるため、運用後の管理工数を大幅に削減可能です。
● デバイス機能制御
盗難紛失時の対策のみならずジェイルブレイクなどの重大なセキュリティ問題に対応し、自動的にアクションを取ることが可能になります。さらに、先進的なポリシー管理によりActiveSyncの細かなアクセス制御も可能にします。
● セキュリティ
デバイスの紛失、盗難の際はリモートからワイプ（初期化）、ロックを実施し、デバイスを無効化します。ジェイルブレイク、Root化された端末を検知します。
● マルチプラットフォーム対応
MobileIronは会社設立当初からマルチOS対応を念頭に製品を設計し、ユーザー企業の将来を見据えたモバイルプラットフォームの構築をサポートします。
● 企業内アプリケーション配布
社内用のアプリケーションをApp Storeを経由せずにワイヤレス配布することができます。簡単にインストールすることができ、即座にアプリケーションを使用することが可能です。
● SCEP
SCEPを利用することで、認証局から発行される証明書の取得と、端末への証明書の配布が可能です。
● アクセス制御
Exchange ServerとのActiveSyncを利用し、接続ポリシーに違反している端末や未登録・未認証端末の通信を遮断します。
● LDAP連携
LDAPの連携機能により、既存のID管理環境（社内Active Directoryなど）とMobileIron管理下のユーザー情報の統合的なID管理が可能です。
● Connected Cloudとは
MobileIronの提供するSaaS型MDMです。
主なメリット
