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Arista Networks

導入事例 - 朝日ネット【後編】

70万経路を超えてなお増え続けるIPv4フルルートに対応すべく
朝日ネットが選んだ次世代スイッチ「Arista 7280R」【後編】

「他に匹敵するものがなかった」というAristaの特長

株式会社朝日ネット 木 萌 氏
株式会社朝日ネット
ネットワーク部
木 萌 氏

Aristaを導入する中で非常に大きかった点としては、標準的なコマンドライン(CLI)で設定および運用ができることだったと語る木氏。なんと新卒入社でネットワーク部に配属されて、まだ1年に満たないというから驚きだ。確かに、製品独自の設定や操作方法を習得する必要がほとんどないということは、導入のリードタイムを短縮できるだけでなく、機器運用の属人化を避けられるというメリットがあるが、Aristaの管理者にネットワーク機器の運用経験が必ずしも求められないということを強く裏付けるエピソードである。


「設定の内容に応じて、柔軟にコンフィグ投入のモードを選択できたり、Linuxのシェルが用意されていることでtcpdumpによるデバッグが容易に可能だったりと、やりたいことに対して柔軟に対応してくれる印象で、運用の負荷がほとんどありません。それにデータセンターでの機器設置や移設、交換といった作業の際にも、工具なしで簡単に設置できるマウントレールはよく考えてあるなと思いました。一人でも簡単に素早く作業できるので、構築の現場を知る人にはとても評判が良いんです」(木氏)。


進化を続ける朝日ネット

今回、製品としてはすでにノウハウのあったAristaで決定したが、販社の選定については「一次代理店であること」が条件だったという。ISPネットワーク基盤への導入作業から運用、障害対応までをすべて自社で行うため、信頼できる技術力に加えてメーカーとの強いつながりを持つパートナーが必要だからだ。そこでノックスを選択した理由を辰巳氏はこう説明する。


構成


「以前、ネットワークプロトコルに関する脆弱性が問題になったことがあったのですが、すぐにノックスさんからアナウンスがあり、非常に対応が早いなと感じました。Aristaの導入が決まった後も、こちらが面倒くさいだろうなと思うくらい細かい質問や懸念点について、丁寧なだけでなく、とても素早く対応していただいています。欲を言えば、もっと多くのユーザーがAristaを使えるよう、Aristaに関する勉強会や初めて導入するユーザー向けの設定ガイドなど、どんどん情報発信してほしいですね」そこにあるのはArsita製品への期待だけではない。ネットワークエンジニアとして今求められているネットワークの安定運用という要求に応えるだけでなく、いずれやってくる400Gという世界に目を向けてネットワーク部はチャレンジを続けているのだ。新しいコミュニケーションの形を追求し続ける朝日ネットは、確かな技術と信頼性に基づいた機動力を武器に、新たなサービスをスタートさせた。


取材協力
■名称 株式会社朝日ネット
■所在地 〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー21階
■企業情報 情報技術を活用し、人と人との交流の価値を高めること。そして社会の発展に貢献することを理念にISP事業を始めとするインターネット接続事業を展開している。
■URL https://asahi-net.co.jp/

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