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製品情報

Rubrik クラウドデータマネジメント

導入事例 - インテック【前編】

vCloud Directorとスムーズな連携を実現し、
バックアップサービスとして活用―その事例に迫る【前編】

Rubrikによる統合データ保護基盤で、仮想環境のシステムからデータまでをシンプルにバックアップ
システムの運用に欠かせないバックアップ環境だが、日々の運用やインシデント対応、障害対応などで振り回されてはいないだろうか。これらの課題を一気に解消する方法をインテックの事例から探った。


お客様の要件に応えられる最適なバックアップサービスを構築

ICT 技術の研究・開発からアウトソーシングまで、ICT技術を応用した独自のサービスを提供しているインテック。1964 年に設立された同社は、創業以来培ってきた技術力やノウハウを活かし、IaaS のマネージド型クラウドサービス「EINS/SPS Managed(以下、SPS Managed)」やセルフサービス型クラウドサービス「EINS/SPSSelfPortal」などを提供。多くの企業から好評を博している。中でも、中核サービスとなるSPS Managed は、要件が複雑な基幹業務システムにおいて、その作り込みに合わせて構成できる柔軟なサービスとして高い評価を得ている。しかしその一方、提供するバックアップ機能が要件によってはマッチしないという課題があった。具体的には、システムバックアップの機能が不十分だったという


「SPS Managed をご利用のお客様には、別サービスのバックアップ機能の提案をしていたのですが、従来のバックアップ方式はデータやファイルのバックアップサービスであり、システムバックアップとしてはいろいろと課題を抱えていました。例えば、バックアップ速度がでないといった課題。また、システムバックアップは仮想マシンのクローンで取っていたのですが、その際に仮想マシンを止める必要がありました。スケジューラーがなかったので、スクリプトを埋め込む必要もあって、煩わしさがありました。お客様からも『システムバックアップを簡単かつ確実に取得したい』という声も頂いていました(北村氏)」。


そこで同社は、新しいバックアップソリューションの検討に入った。「ポイントとしては、仮想マシンをオンラインで止めずにスムーズに、そして安全に対象のイメージをバックアップできること。そして、バックアップしたイメージからエージェントレスでファイル単位のリストアができることも必要としました(木本氏)」。


インテック

Rubrik の導入に関して、製品の選択理由やメリット、期待などさまざまな話をしてくれた株式会社インテック ネットワーク& アウトソーシング事業本部 クラウドサービス事業部 クラウドサービス部 部長 北村 基 氏(中央)、同サービス導入推進課 課長 木本 佳成 氏(左)、グループリーダー 和田 友紀 氏(右)

これらの観点からインテックでは、大きくハードウェアアプライアンス型とソフトウェア型の2 種類の製品を比較検討。結果としてアプライアンスである「Rubrik Cloud Data Management」(以下、Rubrik)を導入することにした。決め手となったのは、「vCloud Director」との連携だ。「弊社のSPS Managed は、VMware vCloud Director を利用していますが、そのvCloud Director とバックアップの仕組みが連携できるというのが大きな魅力でした。それができるのがRubrik だったというのが、いくつかある製品の中から選んだ理由です(北村氏)」。



> 後編に続く

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