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クラウド型Webセキュリティソリューション Zscaler

導入事例 - 朝日新聞社【前編】

多拠点によるネットワークトラフィックの最適化とセキュリティ強化に 「Zscaler Internet Access(ZIA)」を導入【前編】

株式会社朝日新聞社(以下、朝日新聞社)は、動画などでネットワークトラフィックが急増するのを見越し、BCP対策と業務へのリスクを最小化するため、ゼットスケーラー社の「Zscaler Internet Access(ZIA)」を導入した。東京―大阪を結ぶ基幹ネットワークと本社に設置したプロキシサーバを削減したにもかかわらず、ネットワークは安定し、ボトルネックも解消している。またコロナ禍による在宅勤務でのクラウドサービス利用によるトラフィック急増も吸収し、社員はスムーズに業務を遂行することができた。朝日新聞社ではZIAをフル活用するとともに、さらなるセキュリティの強化に取り組んでいく考えだ。

ストリーミングやクラウドアプリケーション利用の拡大によるトラフィックの大幅増加で業務に支障を来す状況が出現


朝日新聞社 上野 賢一 氏
朝日新聞社
情報技術本部
情報システム部 次長
上野 賢一 氏

朝日新聞社は1879年創刊で、東京本社、大阪本社、西部本社、名古屋本社、北海道支社、福岡本部のほか、国内44総局210支局、海外5総局29支局で活動を展開している。同社は「ともに考え、ともにつくる」という企業理念のもと、気候変動や少子高齢化といった社会の課題解決を模索する報道、多様化する価値観やライフスタイルに寄り添う新しい情報サイトの立ち上げ、お客様と直接触れあうリアルイベントの開催に力を入れている。その中で、報道機関として本物のジャーナリズムを追求し、信頼される情報の担い手であり続けることを目指している。


朝日新聞社では東京本社と大阪本社を結ぶ基幹ネットワークを中心に、他の本社や支社、総局や支局を網羅した回線網で、各拠点から本社に記事や画像、動画などを送り、情報をやり取りしている。「従来、東京本社と大阪本社に分散設置された8台のプロキシサーバで外部と通信してきました。ところが4-5年ほど前から動画を中心とするインターネット利用が急増、トラフィックがプロキシサーバに集中し、インターネットサービスを使えない社員が出てきて、業務に支障を来すようになったのです」と朝日新聞社 情報技術本部 情報システム部 次長 上野 賢一 氏は語る。


かつてのように通信がテキストベースの記事と写真中心であれば問題はなかったが、YouTubeのような動画配信サイトが広く利用されるようになる中で、記者会見なども動画でアップされるようになった。それを記者一人ひとりが自分のPCで閲覧すると、トラフィックが増えてしまうため、大型ディスプレイで皆が一緒に見るようにせざるをえなかった。また記者もスマートフォンで動画を撮影して、本社にアップロードするようになり、それもトラフィック増加の原因となっていた。


試行錯誤の末、クラウドセキュリティ製品でボトルネック解消を目指すことを決定


情報技術本部では、既存の本社ネットワークの増強とクラウドサービスへのシフトを見据えて次期ネットワークに関するプロジェクトを立ち上げることとなった。オンプレミス環境のプロキシサーバまわりの増強も試算したが、大幅な追加コストが必要となることから別の方策を検討することにした。次にIaaS環境に仮想アプライアンス製品を設置することも考えたが、オンプレミス環境と同じくトラフィックがアプライアンスに集中し、ボトルネックとなることが分かり、断念した。そうした中で、候補に挙がったのがクラウドセキュリティサービスの活用だった。新聞社はサイバー攻撃の標的となりやすいこともあり、朝日新聞社は非常に厳重なセキュリティ対策を実施している。そのため、クラウドサービスの検討にあたっては、オンプレミスと比べると、情報システム部の手が直接届かない部分が出てきてしまうことへの懸念もあった。オンプレミスであれば設定変更などが自由にできるが、クラウドサービスでは難しい部分があり、改善を要望しても、サービス提供ベンダーの機能の改良を待たなければいけないという懸念も考えられる。「トラフィック増大への対処は待ったなしの課題で、何としても解決しなければいけないという認識がありました。そのため、運用面でのリスクを許容しつつ、クラウドセキュリティサービスを活用しようということになったのです」(上野氏)。




> 後編に続く

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