Rubrik r6000シリーズの販売・サポート終了および新モデルr7000シリーズリリース

Rubrik r6000シリーズの販売・サポート終了および新モデルr7000シリーズリリース

2025.06
2025年3月にアナウンスされたRubrik r6000シリーズの販売およびサポート終了が発表されました。
同時に、新モデル r7000シリーズのリリースも発表されております。
現在r6000シリーズをご利用中のお客様に直ちに影響が及ぶものではございませんのでご安心ください。
本記事ではr6000シリーズの販売・サポート終了および新モデルr7000シリーズについてご案内いたします。

1.r6000シリーズ販売終了

r6000シリーズ販売終了の背景には、当該機器がベースとしていたx11 Supermicro(SCMI)世代の寿命が近づいていることに起因します。
2018年の発売以降、5年以上が経過し、性能を刷新した新たなモデルr7000シリーズをリリースしました。

≪販売終了対象製品と販売終了日・サポート終了日≫

2.新モデルr7000シリーズ

新モデルのr7000シリーズは、r6000シリーズの販売・サポート終了アナウンスと同時に販売を開始しております。
r7000シリーズはバージョン9.1からのサポートです。よって、r6000シリーズにてソフトウェアバージョン9.1以上にアップデートされているお客様は、r6000シリーズハードウェアとr7000シリーズハードウェアをクラスタリングすることが可能です。

≪r7000シリーズ 仕様≫

3.r6000シリーズとr7000シリーズの比較

4.ノックスSEが着目する変更点

新モデルでは、各ノードに搭載されるSSDサイズ、構成が変更されています。

r6000シリーズ:Boot:240GB M.2 SSD x1 , Metadata:480GB SATA SSD x1
r7000シリーズ:Boot & Metadata:3.84TB M.2 SSD x2 (RAID-1)

容量増もさることながら、ミラーリングによってディスクの冗長性を高めています。
迅速に復旧するための機能ライブマウント、インスタントリカバリなどではSSDを活用するため、旧モデルより多くのジョブを同時に実行・復旧させることができます。

次に、旧モデルと比較しての留意事項の主な項目をご紹介します。

【消費電力】
旧モデル r6000シリーズの最大1023Watt(r6404)から最大1643Wattに大きく変更されています。
新モデルでは消費電力の観点から200V接続が必要です。
200VのPDU側電源形状はIEC C14で製品に付属します。

【NIC形状】
新モデルは各ノード10G Base-T x4ポート または 10/25G SFP+ x4ポートです。
10G Base-TとSFP+の混在は選べません。 旧モデルと同様、IG Base-T のIPMIポートの接続が必要です。

【Node】

【背面画像】

5.サポート体制

当社は、r6000シリーズ同様、提案・構築・保守を一元的に提供します。

また、Rubrikの認定プログラム「RASP Specialization」を取得しており、これは当社の豊富な導入実績、高い技術力、信頼あるサポート体制が評価された証です。

保守終了に伴うリプレイスはもちろん、新規導入をご検討中のお客様にも最適なソリューションをご提案いたします。 まずはお気軽にご相談ください!

6.お問い合わせ先

ノックス株式会社 営業本部 sales@nox.co.jp