Rubrik導入のプロフェッショナル~ノックスの軌跡をたどる~
1.始まりは2016年
The Zero Trust Data Security™ カンパニーであるRubrik, Inc.は、2014年1月にアメリカ カリフォルニア州で設立されました。 当時は画期的だった「次世代型のデータ管理(バックアップ)ソリューション」としてアプライアンス製品をリリース。 従来の複雑で運用負荷が高かった「データバックアップ」へのアプローチの新しさで注目のベンダーとなりました。 ノックスは日本で最初の代理店として、2016年から販売を開始。国内でイベントやセミナーなどを通じてRubrikの魅力を伝えました。
2.日本での実績が徐々に増える
企業や組織が保有する電子データの資産価値が高まり、万が一に備えてバックアップを取得することが一般的になっています。 しかし、どのデータをどのくらいの頻度で、どの程度取得するのかといったポリシー設定の難しさと、増え続けるバックアップデータをどう効率的に管理するのか、長時間のネットワークへの負荷をどうするかといった課題は多く、運用管理者を悩ませていました。
そんな中、バックアップの専門知識や経験を必要としないRubrikのシンプルさは徐々に評価されはじめます。IT人材の不足も問題視される中、管理者の負荷軽減は組織にとって大きなメリットでした。 そして2020年ごろから、日本でもランサムウェア攻撃による被害が増え始め、「保護(Protect)」に加え、「確実な復元力(Resiliency)」や「被害状況の可視化(Observability)」の重要性が着目されるようになります。 業界や規模を問わずRubrikの導入が急激に伸びる中、ノックスはどのような役割を担っていたのでしょうか。
3.RASPを取得
Rubrikが2023年に顧客満足度とサポート品質の向上を目的に設けた認定プログラムが「RASP(Rubrik Authorized Support Partner。以下、RASP) Specialization」です。 そして特筆すべきはその取得条件。
確かなパートナーシップと、ノックスが培ってきた高い技術力、そしてこれまでの導入実績があってこそ取得できた認定資格でした。
“Rubrikが日本で初めてRASP Specializationに認定したノックス株式会社様は、お客様のデータ保護を支援しています。 世界規模でサイバー攻撃が急速に拡大し、巧妙化する中で、企業はデータのレジリエンス、データオブザーバビリティ(可観測性)、データのリカバリなど、ビジネスの継続を確保するためにあらゆる対策を講じることが急務となっています。 Rubrikのミッションは世界のデータを保護することであり、今回の認定により、ノックス株式会社様と協力してお客様をサポートできることを嬉しく思います。”
―Rubrik, Vice President Global Channels and Alliances, Ghazal Asif
これにより、Rubrikにとっては技術的にも信頼できるパートナーが日本でビジネスを展開してくれるというメリットが生まれ、日本のユーザーは言語や時差のハードルなく高水準のサポートを受けられるという安心感を得ることができるのです。
4.Rubrik CHAMPION
2023年10月、インドにて開催された「Rubrik APAC Champion Forum」。
参加にはRubrikの推薦が前提となり、製品知識、販売から構築・保守実績があることが条件となるこのイベントに、日本からはノックスのエンジニア2名がエントリーし、今までの製品提案や保守の実績を背景とした、製品をより良くするためのディスカッションをAPACの各国のチャンピオンと行いました。
5.ノックスはRubrikが認めた世界有数のパートナー
Rubrikがスタートした直後からつながった縁は途切れることなく、すでに8年間という長い時間が過ぎました。 サイバー攻撃やIT人材不足といった多くの課題に悩む企業・組織の皆様のためにも、引き続き慢心することなくノックスは技術力を高めて参ります。 是非ご期待ください。 |