● 容量最適化ストレージ機能
COS技術 (Capacity Optimized Storage)
ストレージ容量を大幅に削減させる独自の容量最適化技術を提供します。
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● 容量最適化レプリケーション
データがDell EMC Data Domainシステムに書き込まれると、すぐに災害復旧サイトへのデータのレプリケーションが開始されます。厳格なDR要件に対応するため、EMD Data Domain Replicatorソフトウェアは、10
Gbネットワーク接続で52 TB/時の速度でレプリケートすることができます。通常運用時、実際にWAN経由でレプリケートされる一意のデータは、フルバックアップの1%のデータ量でしかありません。
● データ非脆弱性アーキテクチャー
データ非脆弱性アーキテクチャーで信頼性の欠如問題を解決。バックアップ処理と平行し、データ保障・リカバリの信頼性を実現します。
Dell EMC Data Domain Boostソフトウェアは、現在、Vertas社のバックアップソフト製品「NetBackup」「Backup Exec」でサポートされます。DD OS 4.8を導入することにより追加可能なソフトウェアオプションで、重複排除のフローをバックアップサーバとターゲット・ストレージに分散します。
● バックアップ時間を大幅に短縮
Dell EMC Data Domain Boostソフトウェアがない場合、バックアップサーバは、データがユニークか冗長かに関係なく、全てのデータをDell EMC Data Domainシステムに送信します。
Dell EMC Data Domain Boostソフトウェアがある場合、重複排除プロセスの一部がバックアップサーバに分散され、バックアップサーバはユニークなデータ・セグメントのみを
Dell EMC Data Domainシステムに送信します。これによって、スループットが最大12.8 TB/ 時にまで大幅に向上し、ネットワーク経由で転送されるデータの量が80〜99%削減されます。
この効率のおかげで、既存のバックアップサーバとネットワークをそのまま活用できるので、将来の投資コストが必要なくなります。
パフォーマンス向上とネットワーク帯域幅の縮小に加えて、転送されるデータが削減されることで、バックアップサーバ上のCPU使用率を軽減できます。
これは、ネットワーク経由でデータを送信する方が、重複排除プロセスよりもかなり多くのCPUを使用するためです。効率化により、単一のバックアップサーバ能力をさらに引き出します。
また、Dell EMC Data Domain Boostソフトウェアは、バックアップジョブが停止した際のジョブの再開と終了を早めることができます。ネットワーク経由で送信されるのは
一意のデータだけなので、失敗したジョブが再起動した場合、Dell EMC Data Domainシステムに既に送信されているデータがもう一度送信されることはありません。これは、
結果としてネットワークの負荷を軽減するだけでなく、失敗したバックアップの再開時の全体のスループットも向上させます。全体として、Dell EMC Data Domain Boostソフトウェアは
スループットを向上させ、その結果、バックアップウィンドウを短縮してバックアップサーバの効率を向上させます。なによりも、
Dell EMC Data Domain Boostソフトウェア Library はバックアップ・サーバ上で処理されるので、バックアップアプリケーションがDell EMC Data Domain Boost ソフトウェアを
意識する必要が無いのが大きな特長です。
● Dell EMC Data Domain Boostサポート製品
● バックアップ・アーカイブ用ストレージ
Dell EMC Data Domainは、高圧縮・高速・高信頼性のバックアップ・アーカイブ用ストレージです。独自の容量最適化技術COS(Capacity Optimized Storage)でストレージ容量を大幅に削減します。圧縮されたデータとメタデータを転送でき、ナローバンド接続で膨大な量のデータレプリケーションが可能です。データ非脆弱性アーキテクチャで、データ保障・リカバリの信頼性を実現しています。
● 環境への取り組み
Dell EMC Data Domainは、ストレージ容量を大幅に削減させる独自の容量最適化技術(COS:Capacity Optimized Storage)により、平均1/20にデータを圧縮し、従来ストレージに比べ、省電力・省スペース化を実現しています。